「オトシモノ」

主演：沢尻エリカ、若槻千夏、小栗旬など俳優は結構豪華な映画。
駅でその落し物を拾ったものは死ぬ。小学生のたかしは駅のホームで落し物の定期券を拾ってしまう。主人公（たかしの友達ノリコの姉）は駅でたかしに会うが、たかしは、女の人に落し物を拾ったから死ぬと言われたことを話し、その後行方不明になってしまう。そして、主人公の妹ノリコも同じ定期券を拾ってきてしまい、行方不明に。主人公が妹ノリコを探しているなか、主人公の同級生も彼氏が拾った腕輪を身に付けたことで、彼氏が死に、主人公と落し物の謎を解いていく。
評価：１０点満点中 / ７点弱

ネタバレ
落し物があった路線の電車運転手（小栗旬）は、運転中線路上に人影が見え急停車、そのことでしばらく内勤の方にまわされていた。行方不明になった人がみんな”ヤエコ”と書かれえた定期券拾っていたことを知り、主人公と同級生が駅に向かう途中、主人公の母親（心臓が弱くて入院中）が発作を起こし、同級生はひとりで駅に。そこで同級生は殺されかけるが、同じく息子をさらわれたという女に助けられる。主人公はひとりで駅に行き、何かを隠していたことを問い詰められた電車運転手は、主人公と一緒にヤエコが死んだと思われる地下鉄に電車で向かうことになる。同級生は主人公がひとりで行こうとするのを止めようとするが途中で殺されてしまう。同級生の最後のお願いで息子をさらわれたという女も主人公たちと付いていくことになり、地下鉄へ。そこには横穴があり、そこは昔地下鉄を掘っているときに、そこで”ヤバイ物”を掘り当ててしまい、埋められた場所で、一連の行方不明事件はヤエコの霊の仕業でわなく、その”ヤバイ物”が幽霊を操って、落し物を拾っていた人たちを横穴にさらっていたのだった。最後は妹のノリコを助けてめでたしめでたしって感じです。

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感想
怖さとしてはイマイチ。結局”ヤバイ物”の正体がわからないし（見た目はヤギの土偶みたいなもの）、その”ヤバイ物”がなんかの理由で人をさらっていたのはわかるが、わざわざ腕輪やヤエコの定期券を拾った人をさらっていた理由がわからない。ヤエコは特にその定期券に執着があったわけじゃないし、腕輪だってただの金属製のアクセサリ。実はヤエコもその腕輪を拾って殺されたひとり。途中ヤエコが「カエシテ・・・、カエシテ・・・。」って言っていたのも主人公たちはヤエコの赤ちゃんのことだと思ってたけど、実際は他の霊も同じこと言っていたし、赤ちゃんのことではないはず。とにかく、そこがなぞのままで終わってしまうのがイマイチだと思った。